日本総合歯科学会
理事長 鳥 井 康 弘

 

 本学会は,2008年に総合歯科協議会として設立され,2013年に日本総合歯科学会として学会組織に移行しました.設立からすでに10年が過ぎましたが,まだまだ発展途上であることは否めません.そこで,学会活動をより活発化させるため,2015年から認定医制度を運用してきましたが,2019年5月には,学術委員会・教育検討委員会が中心となって,5つのコンピテンスとさらに詳細な18のコンピテンシーからなる「日本総合歯科学会認定総合歯科医研修カリキュラム」を作成しました.学会ホームページに掲載しておりますので,会員の皆様方にはご参照いただき,ぜひ認定医取得を目指していただきたいと思います.
 さらに,今まで任意団体であった本学会を,社会的に広く認知され使命を果たすことを目的に,総会において法人化のための準備を開始することが承認され,現在,一般社団法人格を取得するべく準備を行っているところです.このことによって,さらに本学会が一段階,発展することを目指しています.
 本学会は,包括的総合歯科医療に関する研究・教育の進歩・発展を期し,併せて総合歯科医療,口腔プライマリケアの向上に寄与することを目的として設立されました.したがって,包括的な歯科医療をそれに関する研究で得られたサイエンスに基づいた学問とし,臨床を発展させ,教育を推進していく必要があると考えております.日本総合歯科学会のさらなる発展を目指して,微力ではありますが努力していく所存ですので,会員の皆様におかれましては何卒,ご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます.