理事長就任にあたって
一般社団法人 日本総合歯科学会
理事長 音琴淳一
一般社団法人 日本総合歯科学会の6代目理事長を拝命致しました、音琴(おとごと)と申します。
本学会は、2007年に日本歯科医学教育学会の会員の中で、臨床系の会員、とりわけ、総合診療に関わる先生方の代表が集まり,学術団体設立が話し合われ, 2008年に「包括的総合歯科医療に関する研究・教育の進歩・発展を期し、併せて総合歯科医療、口腔プライマリケアの向上に寄与し、もって国民の健康福祉の向上に貢献する」という理念の下に、「総合歯科協議会」として設立されました。
その後,学会活動を通じて発展を続けてまいりましたが,鳥井康弘元理事長の下,2020年9月より一般社団法人資格を取得して,私で3期目になります。
学会としてさらなる成熟を図りながら,以下に示す7つの活動を中心に,社団法人として,学術団体として,歯科の中における内外の活動を充実させ,より多くの行政関係団体,歯科学術団体と歯科関係者に認知されるような,学術団体を目指します。
会員の皆様方にも実感できる学会活動をして参りますが,その基本は,会員の先生方からの学会誌への投稿,学術大会への参加と発表であることはその基盤となります.社員の先生方を中心に,大学,開業歯科医のみならず歯科関連業種の皆様からも期待される団体となるべく,この短い任期を全うしていきたいと考えております.
今季も,極めて優秀な先生方に理事,委員会に所属して頂くことができました。この場をお借りして感謝申し上げます.多くの会員の先生方が目指す「総合診療」「総合歯科」を充実させるに相応しい学会となるべく,いつでも学会事務局へご意見を頂きたく存じます。
短い執行部期間ではございますが,学会の更なる成長のために,何卒宜しくお願い申し上げます。
2024年11月2日
事業計画
基本方針:「学術団体としての活動充実」
1.機関誌の発行と機関誌内容の充実
2.学術大会の開催(第18回、第19回学術大会)
3.認定医制度の実施と周知拡大
4.社団法人としての制度規約の整備
5.会員増加と育成:29歯学部・歯科大学 / 勤務・開業歯科医師会員間
の関係強化
6.講習会の実施を含む教育活動
7.学会設立趣意に基づいた「総合歯科診療」の学会活動の拡大
⇒ 日本歯科医学会認定分科会の認証取得
⇒ 活動根拠となる「総合歯科」書籍出版
⇒ 関連学会・団体との連携
2025年1月29日
第2回社員総会(臨時)